毒親育ち、高校の入学式で心折れた3つのことep8【初めが肝心っていうよね?】

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毒親育ち、母になる。高校の入学式で心折れた3つのこと。

こんにちは!『毒親育ち、母になる。』の小林です。

機能不全家族の中で毒親に育てられたわたしも
ついに高校へ進学して華のJKになりました。
高校生活を、満喫してやろう!!と思ったけど
入学式という、はじまりの日に心が折れたことが3つあった。
どれも、些細な事だけどどれも重要な気がする。

ここでは、毒親育ちの小林さんが、
高校の入学式で心折れた3つのことを綴ります。

  • 教室に入ったらアレ状態だった。。
  • そもそも高校がアレじゃなかったから。
  • 行きも帰りもアレだったから。  

そんなアレを綴っています。

注意:10000㌫小林さんが個人の体験に基づく感想です。
へぇーって参考程度に読んでくださいね。

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心折れたこと①教室に入ったら『転校生』状態だった。

胸を躍らせて迎えた入学式。
同じ中学校から福祉科へ入学したY本ちゃん。
そんなに仲良しではなかったけど、
小学校の時に同じクラスになったことがあって、顔見知りではあったの。
唯一の同じ中学校から進学する(しかも、同じ学科)から頼りだったんだ。

福祉科に通う子が使う下駄箱のところにクラス発表の紙が張り出されていて、
血眼になってY本ちゃんと自分の名前を探す。


福祉科は2クラスのみで1クラスは男女共同クラス、1クラスは女子クラス。
3年間クラス換えなし。
だから、なんとしてもY本ちゃんと同じクラスになりたかったの。

結果。わたしは男女共同クラス、Y本ちゃんは女子クラス。
離れ離れになってしまったことが、最大のピンチだった。

不安にドキドキしながら教室に入って目にした光景で
もっと不安になる。

え?入学式まだ始まってないのに
すでに(グループ)出来上がってるんだけど?


このショックは大きかった。

知った顔がいないところでの、集団生活ほど不安なことはないよ。
だからね、経験者から言わせてもらうと…。

 教室に入る前に、まず知った顔を見つけておくこと。
もし、知り合いがいなかったら、近くの独りの子に秒で声掛けること。


これ、大事です…(笑)

 人間は孤独に弱い生き物だから、
どうしても独りは寂しいし、なによりつらい。


っていうことは、話しかけられたら相手もうれしい。
大げさにいうと、寂しいところから引き上げてくれた
同志みたいな絆がうまれて一生の友達になるかもしれない。


だから、声は掛けといたほうがいいと思う。
その瞬間、独りぼっちから脱出できるからね。

最終的にちょっと離れた席に座ってた
色の白い小鹿みたいな子に、話しかけたの。
可愛かったんだもん、T子ちゃん。
3年間、このT子ちゃんと一緒にいることが多かった気がする。

だから、知らない環境にいったらまずはじめに
席が近いとか、見た目とか価値観が
なんでもいいから、自分に近そうな人に秒で話しかけてね。

とりあえず話しかければ、「独り」じゃないから(笑)

 

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心折れたこと②高校が慣れ親しんだ地元じゃなかったこと

わたしの住んでる地域D市には、
高校が14校あって大きな通りに10校も集中して並んでいる高校通りがある。
近隣の市に行くとせいぜいあっても3校くらいしかない。
(だいたい、どこもそうなのかな?)

地元のD市の高校に入学してたら
小学校も、中学校も、高校も同じ地域内にあれば
そりゃ顔見知りのひとりやふたりはいるよね?


わたしの場合、
小学校の時のミニバスケットチームに所属してた、とか
少年野球をやってた、とかそういうわけでもないから
小学校も中学校もクラスメート以外の知り合いがいなかったの。

しかも、小学校も中学校もあんな感じだったから
交友関係が広かった訳でもない。

小学校・中学校のあれこれはこちら↓

小学校時代のあれや。

小学校時代のこれや。

あ。こんなんもあったな。

中学校時代のあんなん。

中学校時代のこんなん。

 

もうね、入学式当日正門に足を入れた瞬間から、
完全にアウェーエリアに入った状態だった。
あちこちで楽しそうにはしゃぐ姿が目につくわ、
ひさしぶりーってはしゃいでる子やら
談笑している子やら、居るわいるわ。

想像してたのと違いすぎてビビり始める。
みんな知り合いがいなくて、様子見の感じかと思ってたのに(笑)
これから3年間お世話になる教室に入った瞬間…

え?
わたし、転校生?

ってくらい出来上がってた。


後々知ったんだけど、入学した高校があるM市には
小学校が14校→中学校が7校→高校が4校。
って、どんどんまとめられていくんだよね。


M市の市民は、この高校じゃなきゃ嫌だっていうのがない限りは
ほとんどこの4校のうちのどれかに入学するんだって。

そりゃ、完全アウェーになるわ。

特技もなければ頭もよくないと
進学できる高校の選択肢が極端に少ない。

もし、提示された高校の中に地元の高校があれば
地元の高校に進学した方がいいと思う。
地元の人に会いたくない、
とか特別な事情でもないかぎりはね。

やっぱり、慣れるまではアウェーはしんどいから。

次は最後の心折れたこと。
これは、3つ目にして一番心えぐられた気がする。

 

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心折れたこと③入学式なのに、『独り』だったこと。

本来なら、高校入学という人生の節目というのかイベントに
独りってありえないでしょう?

幼稚園と違ってお年頃?だから
親と一緒に登校っていうのは恥ずかしいのかもしれない。

でもさ、みんな『親』と来てた。

わざわざ一緒に並んで歩かなくてもさ、
少し離れたところを歩いてたり
お友達と一緒に歩いてる後ろをお友達の親同士が歩いたり。

近くには必ず親が居た。

あの子も、その子も、みんな。
正門の前で写真を撮ってたよ。
もうちょっと、ニコっとしなさいよ。とか
右だ左だ言われながら恥ずかしそうに…。

帰りはもっとワイワイしてた。
顔見知りを見つけたのか
あちこちで楽しそうな声が聞こえる。

ブスっとしてる男の子の横で
お母さん同士が挨拶してたり、
恥ずかしそうにしてる女の子が
お母さんかお父さんの知り合いに挨拶させられてたり。

大きくなったねー!だことの、
合格してよかったねー!だことの、
これから頑張んなきゃねー!だことの。

いろんな声や光景が身体に入ってくる。
その中をね、独りで歩くんだ。

孤独だよ、寂しいよね。

本来居るはずの、誰かが居ない。
毒母も毒父も弟も、そこには居ないんだ。

何してたのかなんて、知らない。
わたしから入学式だって伝えてない。
中学校の卒業式だって伝えてない。
(中学の卒業式だって会ってない。)

毒母だって、
目もありゃ、耳もあるから
情報は入って来てはいるんだろうけどね。

行く、行かない。の話すらないし、
それだけ普段から会話がない。
っと、いうより団らんなんて、したことがない。

業務連絡すらできないくらい怖い存在の毒母に
気兼ねなく声なんてかけられないもん。

まあ、もし仮に一緒に居たところで
緊張して固まっちゃうんだろうけどね。

でもね。
それでも、欲しいんだよね。

たった一言でいいから、『おめでとう。』って言ってほしい。
数分でいいから、この一瞬の時間を過ごしてほしい。
一枚でいいから、制服姿を大事そうに写真に撮ってほしい。

みんなみたいに、お祝いに何か特別な物が欲しいわけじゃない。
どれも些細な言葉だったり、行動なんだよね。

高校の入学式。
そんな些細な事も叶わないんだって、心が折れたんだ。


 

 

まとめ

機能不全家族の中で毒親に育てられた小林さんも、
いよいよ高校デビューの入学式初日。

その高校入学式初日に心が折れた3つのこと。

  • 教室に入った瞬間、「転校生」状態だった。
  • 入学した高校が地元じゃなかったこと。
  • 入学式という晴れ舞台に独りだったこと。

転校生か?って思うほど、
教室に入るとグループが出来上がってたのは、
そもそも入学した高校が地元じゃなかったの。
だから、顔見知りの人がいなくて独りぼっちが嫌だから
T子ちゃんに話しかけたんだ。

しかもね。

入学式なのに毒母も毒父も弟も誰ひとり来てなくて
独りで来て、独りで帰った。

これが、一番寂しくてつらかった。
一番心が折れたことだった。

この記事をよんでくれた人の中にも、
きっと同じような人は居たと思う。

最後に、ここまで読んでくれたあなたへ。

機能不全家の家族の中で毒を持った親や親戚に育てられたあなたは、
きっと今も苦しくて辛いんだと思う。

30年自分を責めて、
生きづらくてしょうがなかったわたしが今、
こうして毒親や毒族の毒から解放されて
のらりくらりと生きてます…(笑)

猛毒の後遺症が激しいから、
覚えることはたくさんあるけれど
なにより自分というもの認めてあげることができたから
毎日、なんとかギリギリ前向きです。

大丈夫です。
毒親や毒族がなんといおうと、
あなたは価値のある尊い人です。

声を大にして言いたい。

大丈夫、絶対によくなるから!!!

ほんとだよ。では、またね。
いつか会えるときまで、元気でね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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